インストリーム動画広告とは?ツイッターでブランディング

2020年に5Gが始まることで、動画コンテンツの重要性が大きくなっています。それは当然に広告業界にも影響を及ぼし、バナークリエイティブから動画クリエイティブへの移行が進むということになります。
ツイッター広告においても同じことが言えるでしょう。ツイッター広告の動画配信メニューを理解し、プロモーション戦略に役立ててください。今回は、そのひとつであるインストリーム動画広告について解説していきます。
インストリーム動画広告とは
ツイッターと提携している動画パートナーのコンテンツが再生される前に流れる広告のことです。ツイッターに詳しくないという方は、Youtubeをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。Youtube広告もインストリーム動画広告という位置付けです。
動画パートナー/動画パブリッシャー
世界で200社以上あるツイッター広告の動画パートナー/動画パブリッシャーは公開されていませんので、ツイッターまたは広告代理店に問い合わせをしてみてください。どのようなパートナーがいるか気になるところですが、ツイッター社のガイドラインに沿っているため、ブランド毀損のリスクが少ないものとなっています。
動画1再生あたりの入札
インストリーム動画広告では動画が再生される度に課金がされます。下記3種類の入札単位があります。
インストリーム動画再生あたり
「インストリーム動画広告再生数」は、インストリーム動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した場合か、利用者が動画の拡大表示またはミュート解除のクリック操作を行った場合にカウントされます。これは業界標準の広告再生数のカウント方法です。
3秒/100%のインストリーム動画広告再生あたり
「3秒/100%のインストリーム動画広告再生数」は、インストリーム動画全体が画面に表示された状態で3秒経過した場合か、利用者が動画の拡大表示またはミュート解除を行った場合にカウントされます。
6秒のインストリーム動画再生あたり
「6秒のインストリーム動画再生数」は、インストリーム動画の50%以上が画面に表示された状態で6秒経過した場合か、利用者が動画の拡大表示またはミュート解除を行った場合にカウントされます。6秒のインストリーム動画表示のリターゲティングは、現時点では利用できません。
ターゲティング
ターゲティングは通常のツイッター広告と同様ですが、対象外とするカテゴリーやユーザー名を設定することができます。
クリエイティブ
インストリーム動画広告の具体例:
https://marketing.twitter.com/apac/ja/solutions/ad-format-specs/in-stream-video-ads-sponsorships
動画の長さ
推奨: 6秒以下
ブランディング
全編に表示することを強く推奨します。ロゴを用いる場合、左上隅に固定してください。
キャプション
クローズドキャプションまたはテキストオーバーレイは必須です。
ファイル形式
MP4またはMOV
縦横比
16×9または1×1
URL
必ずhttp://またはhttps://で始めます。
ファイルサイズ
最大1GB
動画コーデック
4:2:0の色空間に対応する、H.264、ベースラインプロファイル
フレームレート
29.97fpsまたは30fps
推奨動画ビットレート
1080pの動画で6,000k~10,000k
720pの動画で5,000k~8,000k
スポンサーシップ
インストリーム動画広告にはスポンサーシップという配信もあります。動画パートナーを指定して配信するインストリーム動画広告なので、ユーザーの親和性が高い動画パートナーがあれば、効果が高いかもしれません。また動画制作を組み合わせたパッケージプランもあります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000019382.html
あくまでクラシルを利用した1つのメニューです。他にもメニューがありますので、是非お問い合わせください。
まとめ
ツイッター広告の動画フォーマットにはプロモビデオもありますが、目的や戦略に応じてインストリーム動画広告と使い分ける必要があります。
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