テイラードオーディエンスターゲティングとは?リマーケティング広告でリピート・再訪問を狙う
- 2019.12.23
- 基礎知識
- テイラードオーディエンス, テイラードオーディエンスターゲティング, リターゲティング, リマーケティング

ユーザーの興味関心に対応したオーディエンスターゲティングは、いまやWEB広告では欠かせないプロダクトになっています。Twitter広告のテイラードオーディエンスターゲティングもそのひとつで、Twitter広告の実施を検討している場合には必ず知っておかなければならない設定といえます。
今回は、テイラードオーディエンスについて解説していきます。
テイラードオーディエンスとは
テイラードオーディエンスとは、広告主が独自に持つデータを利用した広告あるいはリストのことです。テイラード(tailored)は英語で「オーダーメイドの」という意味があり、独自のデータをカスタマイズして、狙ったユーザーに対して届けたい内容の広告を配信できるため、非常に効果的です。
Google広告やYahoo広告でもリマーケティング広告、リターゲティング広告などとして知られています。Twitter広告のテイラードオーディエンスではTwitterユーザーにアプローチできるので、すでにGoogle/Yahooで効果が出ているようでしたら、Twitterでも試してみると良いでしょう。
3つのテイラードオーディエンス
Twitter広告では以下の3つのテイラードオーディエンスが可能です。
オーディエンスリスト
オーディエンスリストは、メールアドレス/携帯電話/モバイルID/ハンドル名/TwitterIDなどのターゲティングする方法です。自社が持つ顧客情報をTwitter広告の管理画面にアップロードすると、それが広告配信の対象リストとして登録されます。
過去に既に商品を購入しているユーザーに向けて、リピート購入を促すような広告が分かりやすい例です。
ウェブサイト
ウェブサイトの訪問者をターゲティングする方法です。過去に自社のウェブサイトを訪問したことがあるユーザーをターゲティングできるため、興味関心度は高く、商品購入や問い合わせにつながりやすくなります。また訪問したページを指定することも可能なので、
ウェブサイト訪問者をターゲットにする場合には、Twitter社が発行するウェブサイトタグを設定する必要があります。(またはTwitter社の公式パートナーのタグ)
モバイルアプリ
スマートフォンアプリで特定のイベント/アクションをしたユーザーをターゲティングする方法です。例えば、過去にアプリをインストールしたことがある人に、アプリの活用や継続を目的として広告配信をします。
アプリのテイラードオーディエンスを作成するためには、外部パートナーのツールを利用する必要があります。
テイラードオーディエンスの注意点
非常に高い効果が見込めるテイラードオーディエンスターゲティングですが、ターゲットとなるユーザーの母数が少ない場合には、そもそも配信自体がされない可能性があります。十分なオーディエンスリストがあったとしても、Twitterアカウントとマッチする情報でなければターゲットに含まれませんので、注意が必要になります。少なくとも100件以上のTwitterアカウントとマッチしなければならないとされています。
まとめ
テイラードオーディエンスと掛け合わせる形で、以下のターゲティングも可能です。
- 地域
- 性別
- 年齢
- デバイス
- 携帯キャリア
- 新規端末
さらに絞り込んで配信したい場合には、検討してみてください。
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